受付係は親戚や近所の方、友人、勤務先など故人の交際関係をよく知っている方がつとめます。 地域により多少異なる場合もありますので念のため年配の方とご相談下されば確実です。 1時間前には、葬儀場に到着しておきます。 受付係全員が顔合わせをし、各自の役割分担を確認しましょう。 (窓口係・会計係(香典整理)・返礼品係・案内係など) 会葬者の駐車場やトイレの場所、控室などの場所を確認しましょう。 受付用品の確認、葬儀場の係員より説明を受けます。 焼香のタイミングについて確認しておきます。 (事前に済ませておくか、受付終了後に行うかなど) 供花・供物・弔電を受け取ったら、速やかに葬儀場の係員にお渡しください。
会葬者に一礼してお迎えします。 芳名カードに記帳をお願いします。 芳名カードは後日香典返しを送る際の住所録にもなるので、氏名だけでなく住所も記入してもらいましょう。 お悔やみの言葉をいただいたら「ご丁寧にありがとうございます。」と返礼します。 会葬礼状と返礼品は、帰りに引換券と交換で渡す場合が多いので、引換券を使う場合は渡し忘れがないよう確認し、引換場所を説明します。 連名になっているときや、お香典を預かって持参されたときは必要数を確認して引換券を渡します。 会計係に芳名カードと一緒に御香奠を渡します。 金銭を扱うので、なるべく席から離れないようにしましょう。やむを得ず席を立つ場合は必ず交代の人とよく連絡をとりましょう。
御香奠の金額を確認し、芳名カードの金額記載欄に直接書き込みます。 別途、香典帳が用意されている場合は、香典帳に芳名カードの内容と香典額を書き込みます。 芳名カードとお金は、金額や金種別に仕分けしておきます。 式後、現金の合計額および帳簿上の御香奠合計額を確認します。 芳名カード等の帳簿類、預かった名刺などあれば、あわせて喪主様にお渡しします。 喪家の方が確認しやすいように金種ごとにわけて、金種表に記入してお渡しするといいでしょう。 受付窓口以上に金銭を扱いますので、不用意に席から離れないようにします。